ビタミンDってなにがいいの?メリットは?不足すると?

ビタミンDは、紫外線からも合成されることで知られる脂溶性ビタミンの一種です。

他のビタミンと比べると、それほど重要視されていない印象のあるビタミンDですが、実際には健康に有益な効果をもたらすビタミンでもあります。

今回はビタミンDを摂取することのメリットを紹介していきます。加えて、不足した場合の弊害についても解説していきます。

ビタミンDを摂取するメリット

ビタミンDを摂取することで、次のメリットを得られる可能性があります:

 ①頭痛の緩和
 ②メンタルヘルスの改善
 ③運動能力の向上

以下で、順番に詳細を解説していきます。

①頭痛の緩和

頭痛には数多くの原因があるとされていますが、その1つにビタミンD不足の可能性があげられます。

ある研究では、血液中のビタミンD濃度が高かった人と低かった人とでは、慢性的な頭痛の発生頻度に差があったことを報告しています。

参考)
・ライフハッカー:研究でわかった繰り返す頭痛の原因(2017)

つまり、ビタミンD不足を解消することで、頭痛を改善できる可能性があるということを示しています。

慢性的な頭痛に悩まされているという方は、意外と多いのではと思いますが、ビタミンDを摂取することでそれを少しでも減らせるというのであれば、それはぜひ試していきたい方法ではあります。

②メンタルヘルスの改善

また、ビタミンDにはメンタルヘルスを改善する効果もあります。

ビタミンDが紫外線によって合成されるビタミンであるということは先にも述べました。ですので、紫外線の少ない季節になると、ビタミンDの合成量も少なくなってしまうということになります。

いわゆるうつ病には、季節性のものもあるそうで、その発症にビタミンDの不足が関係している可能性が指摘されています。紫外線が少なくなる秋から冬にかけて症状があらわれ、紫外線が強くなる春頃に症状が回復する。このことから、ビタミンDにメンタルヘルスを改善する効果があると考えられるのです。

参考)
関 紳一:季節性感情障害(SAD)
功刀 浩:第15回ダノン健康・栄養フォーラムより 「メンタルヘルスと栄養」

③運動能力の向上

ビタミンDを摂取することで、運動能力が向上する可能性があります。

これは、室内での自転車を用いた実験と、集団を対象としたコホート研究にて確かめられています。これらの研究は、血液中のビタミンDの濃度と心肺運動能力との間に正の相関があることを報告しました。

参考)
MEDLEY:ビタミンDが多いと運動能力アップ?

ビタミンDの効果でよく知られているものは、カルシウムの吸収促進による骨格の正常な発育ですが、それに加えて血液中のカルシウム濃度の調整による神経や筋肉の動きの正常化があげられます。ビタミンDのこういった作用が運動能力の向上に寄与しているものと考えられます。

ビタミンDが不足すると?

ビタミンDの代表的な欠乏症は骨軟化症です。

参考)
MSDマニュアル プロフェッショナル版:ビタミンD

先でも少し紹介しましたが、ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収に関わっています。つまり、ビタミンDの摂取量が不足するとカルシウムが十分に吸収できなくなってしまうのです。

これにより、骨の合成に必要なカルシウムが供給されにくくなり、それによって骨が弱くなってしまいます。これを骨軟化症といいます。

その他、先であげたようなメリットとは逆のこと、つまり頭痛やメンタルヘルスの悪化、運動能力の低下が発生する可能性が生じることになります。

まとめ

今回はビタミンD摂取のメリットと、ビタミンDが不足した場合のデメリットについて紹介しました。

実は、日本人の多くはビタミンDの摂取量が少なく、必要量を満たしている人が非常に少ない状態です。すなわち、ビタミンDを積極的に摂取することで、多くの人がビタミンD摂取のメリットを傍受できることが考えられます。

過剰に摂取することはもちろんNGですが、ビタミンDの多い魚類の摂取や適切な量のサプリメントの使用等によって、ビタミンDをしっかりと摂取するようにしましょう。

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